先日、浜松市の健康づくりセミナーを聴講した。
講師は『鎌田實先生』 講演テーマは
「がんばらない」けど「あきらめない」~命を支えるということ~
鎌田先生は諏訪中央病院名誉院長で、赤字で今にもつぶれそうだった同病院を
再生し、健康セミナーを通して長野県民の平均寿命を延ばし日本一にした方です。
前半は健康の話。
長生きするための秘訣、それは血管をきれいにしておくこと。
①塩分を控えよう
②魚を週5日食べよう
③色のついた野菜を食べよう
④食物繊維を摂ろう
⑤毎日歩こう
⑥毎日簡単ストレッチをしよう
⑦BMIをめやすに太りすぎに注意しよう
・・・そのようなお話。
後半は先生の生きてきたなかでのいろいろ。人との出会い。
鎌田先生は1991年に「日本チェルノブイリ連帯基金」を設立し、
チェルノブイリ原発事故の影響で白血病や癌に苦しんでいる人々への
救護活動を開始しました。
それからの15年間に80回医師団を派遣し、約6億円の医薬品をベラルーシ共和国の
放射能汚染地帯の病院に支援してきたそうです。
2004年からはイラクへの医療支援も開始しています。
彼は父親とのこんな話をしてくれました。
心臓病でずっと入院していた母と入院費を稼ぐために夜遅くまで働く父。
毎日一人で留守番をし、一人でご飯を食べてる寂しい自分。
貧しい家庭だったけれど、近所のおばさんがおかずを分けてくれたり、テレビを
見せてもらいに行く家で「今日はごはん食べていきな」と食べさせてくれたり。
昔は、自分のところも大変だけど他人にも分けてあげるようなそんな人間関係があった。
高校生になって「医者になりたい」という彼に、お金がなくて大学に行かせてやれない父。
くやしくて「なんでダメなんだよ!」と父の首に手をかけそうになった。
その時父は「何でも好きなことをやれ」「俺は何もしてやれない」と言った。
鎌田先生は、この親が『行くところのない1歳の自分を拾って育ててくれた』親であることを後で知る。
私には『自分を拾って育ててくれた』恩ある父の首に手をかけたことを、ずっと悔いて
いる先生の気持ちが伝わってきた。
荒田のばあちゃんととうちゃんに、やさしくできなかった私の後悔と同質の悲しさである。
先生は「貧乏人がどんな思いをして医者にかかるか忘れるな」という父の言葉を胸に
刻んでいる。
入院費を稼ぐために必死に働いた父、寂しさに耐えた息子もまた母に良くなってもらいたい一心であった。
医師になった鎌田先生の活動の中に、ご両親やご近所さんやいろいろな人との繋がりで培われた、人間への深い愛情を感じる。
同じように親戚や友達の親やたくさんの人によって育てられたと思う私も、何か恩返しがしたい。
『私に何ができるだろうか』
良い話を聞くと、いつもそう思う。
講演会の後「コーヒーでも飲んでく?」と四人で小さな店に入る。かりんメンバーだ。
「泣けたねー、どこでグッときた?」と各々の感想など話していたが、おすすめケーキバイキングの文字に目がとまる。
「さっきのBMI計算しよっ!えーと、体重÷身長÷身長は・・・25までならいいんだよねー!」
それぞれ携帯電話で計算する。
「私大丈夫、食べられる!」と一番若いY子ちゃんが席を立つ。
「私も大丈夫。超えたら減らせばいいんだよね」と私が言うと
「うん、健康という視点からなら26までは許せるって言ってたよ」とMさん。
おお、みんなまじめに聞いてたんだねー。
私は心置きなくプチケーキ12個とドリンク3杯を満喫できた。
有意義な健康セミナーであった。
『私に出来ることは何か』との思いは毎週「情熱大陸」を見て反すうしている。
思い続けていれば、きっと何かに近づいて行くはず。
いつも必ず落ちがある話に感動してます
ケーキ12個・・・って食べすぎでは・・・
私でもそこまでは・・・
岬さんの頭の中覗いてみたい!
きっとシワだらけなんだろうなー
でなきゃ毎回こんなに良い文章書けないです!
読んでいたら目頭が熱くなりました(涙)
最後は12個のケーキで笑ったけど(^^)
「私にできること」私も先日考えさせられたばかりです♪
自分はipodの学問のススメで鎌田先生のお話を聞いたことがあります。とても分かりやすくて聞いた話を誰かに伝えたくなるような内容でした。
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